梅雨どきの朝。
洗濯機を回して、朝食を片づけ、階段を上がる。買い物へ行く準備をして、いったんソファに座る。
動けないほどではない。けれど、いつものように調子が出ない。
そんな日はありませんか。
すぐに「年齢のせい」「梅雨のせい」と決めなくても大丈夫です。
身体の感じ方には個人差があり、睡眠、予定の重なり、室内環境、食事、仕事や家族の用事など、日々のさまざまなことが関係します。
この記事でお伝えするのは、不調の原因を診断する方法ではありません。
「今の自分は、どんな数日を過ごしていたか」を振り返り、今日の過ごし方を選ぶための3つの確認です。
BE-ALL.が大切にしているのは、原因探しより「確認の順番」
施術前にお話を伺う中で、強い痛みではないけれど、「今日は、なんとなく調子が出ない」という言葉になりにくい感覚を伺うことがあります。
そのようなとき、BE-ALL.では、年齢や天候だけを理由にせず、まず直近2〜3日の予定、眠り方、過ごしていた部屋の環境を順に振り返ることを大切にしています。
たとえば、通院の帰りに買い物を済ませ、帰宅後に洗濯や片づけをした日。予定表には「通院」としか書いていなくても、実際には移動や待ち時間、家事まで重なっています。
一つひとつを小さく見積もると、自分が使った時間や力に気づきにくくなります。
だからこそ、反省するためではなく、今の自分に合う一日を組み直すために確認する。
これが、この記事の基本の考え方です。
1.昨日と一昨日の予定を、事実だけで振り返る
「特別なことはしていない」と思っていても、書き出してみると、予定が重なっていたことがあります。
- 買い物と通院を同じ日に済ませた
- 家族の用事が続いた
- いつもより長く外出した
- 家事をまとめて片づけた
- 人と会う予定が続いた
見るのは、予定の数だけではありません。
- 外出していた時間
- 移動や待ち時間
- 帰宅後に行った家事
- 気を配る場面が続かなかったか
まずは、昨日と一昨日にしたことを3つずつ書いてみてください。
「頑張りすぎた」「もっとできた」と評価する必要はありません。
事実を並べるだけで、今日の予定をそのまま進めるか、一つ減らすかを考えやすくなります。
2.睡眠時間と「眠った環境」を分けて確認する
「ちゃんと寝たはず」と思っていても、睡眠時間だけでは分からないことがあります。
- 寝る時間がいつもより遅かった
- 途中で何度か目が覚めた
- 朝早く目が覚めた
- 寝室の暑さや湿気が気になった
- 雨音や外の明るさが気になった
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、必要な睡眠時間を確保することに加え、睡眠によって休養できた感覚や、光・温度・音などの睡眠環境にも目を向けることが示されています。
梅雨から夏にかけては、「何時間寝たか」と「どんな環境で寝ていたか」を分けて確認してみましょう。
今夜できることは、大がかりな睡眠改善でなくても構いません。
- 寝る時刻をいつもより少し早められるか
- 寝室の温度や湿気が気にならないか
- 寝る直前まで予定を詰め込んでいないか
この中から一つ確認するだけでも、今夜の過ごし方を決める材料になります。
参考:
厚生労働省|健康づくりのための睡眠ガイド2023(PDF)
3.雨の日も、室内の暑さと水分補給を確認する
雨の日でも、気温や湿度によって室内が過ごしにくくなることがあります。
特に、次のような日は一度立ち止まってみましょう。
- エアコンを使うほどではないと我慢している
- 室内にいるから大丈夫だと思っている
- 水分をとる回数が少ない
- 家事を始めると休憩を忘れてしまう
環境省は、熱中症予防のため、屋内でもエアコンなどを適切に使用して涼しい環境で過ごすことや、こまめな休憩・水分補給を案内しています。
暑さ指数(WBGT)は、気温だけでなく、湿度や日射なども考慮した熱中症予防のための指標です。
「まだ真夏ではないから」「家の中だから」と決めず、その日の環境に合わせて、室内の過ごし方を調整することが大切です。
なお、持病などにより医師から水分や塩分のとり方について指示を受けている方は、その指示を優先してください。
参考:
環境省|暑さ指数(WBGT)について
環境省|熱中症警戒アラート
環境省|熱中症環境保健マニュアル(PDF)
3分でできる、今日の振り返り
なんとなく調子が出ない日に、次の3つを順番に確認します。
-
昨日と一昨日にしたことを、3つずつ書く
予定だけでなく、移動、待ち時間、帰宅後の家事も含めます。 -
昨夜の睡眠を、時間と環境に分けて振り返る
寝た時間だけでなく、途中で目が覚めなかったか、暑さや湿気が気にならなかったかを見ます。 -
今日変えられることを、一つだけ選ぶ
予定を一つ移す、今夜は少し早く休む、室内環境を見直すなど、小さく決めます。
全部を一度に変える必要はありません。
確認は3つ。変えるのは一つ。
それくらいのほうが、今の暮らしに取り入れやすくなります。
情報を増やしすぎないことも、自分を整える一つの方法
なんとなく調子が出ないと、ストレッチ、食べ物、サプリメント、運動、睡眠法などを次々に調べたくなることがあります。
けれど、情報が増えるほど、「結局、私は何をしたらいいの?」と迷うこともあります。
そんな日は、新しいことを五つ始めるより、今の暮らしを一つ確認する。
誰かの正解を集める前に、今日の自分に必要なことを一つ選ぶ。
それも、自分を整えるための大切な時間です。
「梅雨だから」「年齢だから」で終わらせない
50代になると、身体の感じ方や暮らし方について考える場面が増えることがあります。
それでも、すべてを「この年齢だから仕方がない」「梅雨だから仕方がない」と一つの理由にまとめる必要はありません。
昨日までの予定。
睡眠。
室内環境。
今日の過ごし方。
今の自分に起きていることを一つずつ確認し、そのうえで、今日の自分に合う選択をする。
BE-ALL.では、「今の自分には、何が合っているだろう」と考えることを大切にしています。
誰かの正解ではなく、今の自分を知り、納得して、これからを自分らしく選んでいく。
身体のことも、暮らしのことも、そのための材料の一つです。
気になる状態が続くときは
この記事は、日々の暮らしを振り返るための一般的な情報をお伝えするもので、病気の診断や治療を目的としたものではありません。
強い症状がある場合、症状が長く続く場合、日常生活に支障がある場合は、自己判断だけで済ませず、医療機関などの専門機関へご相談ください。
また、暑い環境で意識がない、呼びかけへの反応がおかしい、自力で水分をとれない、けいれんがあるなどの場合は、ためらわず119番通報し、救急車を要請してください。
まとめ|確認は3つ、変えるのは一つ
梅雨どきに、なんとなく調子が出ない日。
原因を一つに決める必要はありません。
- 昨日までの予定が重なっていなかったか
- 睡眠時間と寝室環境はどうだったか
- 室内の暑さを我慢していなかったか
まずは3つを確認し、今日変えられることを一つだけ選んでみてください。
今の自分を知り、納得して、これからを自分らしく選んでいく。
そのために、ときどき暮らしを振り返る時間をつくることも、一つの方法です。
この記事を書いた人
竹内 愛
整体師・リンパケアセラピスト/BE-ALL.代表
整体・リンパケアの施術に携わって8年。愛知県豊橋市で、50代〜70代を中心に、今の自分の状態を知り、自分に合う選択を考えるための身体と暮らしの情報を発信しています。
執筆者・サロン情報:
初めての方へ|豊橋の整体・リンパケア BE-ALL.
参考情報確認日:2026年8月24日
BE-ALL.|愛知県豊橋市の整体・リンパケア

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